競技力向上のスポーツ科学、中高齢者を対象とした運動処方、子供の発育発達に即したスポーツ指導法など、スポーツ科学の手法を活かし、多くの人々の健康増進に役立つ研究を目指します。
現在、日本は、少子高齢化の中、メタボリックシンドロームやロコモティブシンドロームという定義が提唱され、
国の医療費削減が求められている。特に、水中運動は、高齢者に対し、有酸素性運動と低負荷の筋力トレーニングに
より、膝や腰が悪い人でも運動を継続的に実施でき、効果的であることがわかった。
そこで、「浮力」「水圧」「抵抗」「温熱」の水の物理的特性をいかした水中運動を行うことで、
陸上での疲れをとり、より健康で楽しい人生を送ってもらいたい。